このページでは今回のコンサートに取り上げる曲のオススメ録音、動画を演奏者が紹介します。
ガーシュウィン/ハイフェッツ 組曲「ポーギーとベス」より
It ain't necessarily so
編曲者でもあるハイフェッツさんの演奏です。20世紀最も偉大なヴァイオリニストともいわれるハイフェッツならでは華やかな編曲になっています。
沢山録音を残しているハイフェッツですが、カラーの動画は珍しいです。究極のポーカーフェイスなのに、ガーシュウィンらしい物悲しさやなげやりな表現が見事に伝わる、格好良すぎる演奏です。(佐藤)
It ain't necessarily so
編曲者でもあるハイフェッツさんの演奏です。20世紀最も偉大なヴァイオリニストともいわれるハイフェッツならでは華やかな編曲になっています。
沢山録音を残しているハイフェッツですが、カラーの動画は珍しいです。究極のポーカーフェイスなのに、ガーシュウィンらしい物悲しさやなげやりな表現が見事に伝わる、格好良すぎる演奏です。(佐藤)
アイヴズ作曲 ヴァイオリンソナタ2番
実は今回のコンサートで一番始めから絶対にプログラムに入れたい!と思ってた曲です。私とピアニストの贄川さんと初めて一緒に弾いた曲です。
この曲を始めとするアイヴズのヴァイオリンソナタのオススメCDを紹介しているサイトがこれ。英語ですが、すみません。。。
http://www.musicweb-international.com/Ives/RR_Violin_Sonatas.htm
Youtubeにも演奏動画ではないですが楽譜と一緒に流れる音源があったのでリンクしておきます。これはその中でもちょっとジャジーで華やかな2楽章です。
Curt Thompson, Violin.
Rodney Waters, Piano
実は今回のコンサートで一番始めから絶対にプログラムに入れたい!と思ってた曲です。私とピアニストの贄川さんと初めて一緒に弾いた曲です。
この曲を始めとするアイヴズのヴァイオリンソナタのオススメCDを紹介しているサイトがこれ。英語ですが、すみません。。。
http://www.musicweb-international.com/Ives/RR_Violin_Sonatas.htm
Youtubeにも演奏動画ではないですが楽譜と一緒に流れる音源があったのでリンクしておきます。これはその中でもちょっとジャジーで華やかな2楽章です。
Curt Thompson, Violin.
Rodney Waters, Piano
ブロッホ作曲 バールシェム組曲
このバールシェム組曲の中で最も有名なニーグン。ニーグンとはユダヤ教の祈りにという意味を持つ宗教曲ですが日本人の宗教のイメージとは違いとても感情的で起伏の激しい曲となっています。
オススメは何と言ってもこの曲の「味」を全面に出したイヴリー・ギトリスの演奏で。生演奏という事もあり、若干アラもありますが、ギトリス自身ユダヤ人という事もあり、彼のの持つ独特なアクがこの曲の本来の表情とあわさりこの上ない名演奏になっていると思います。今年90歳、現役最高齢のヴァイオリニストといわれるギトリスさん、まだまだ元気に活躍してほしいものです。
このバールシェム組曲の中で最も有名なニーグン。ニーグンとはユダヤ教の祈りにという意味を持つ宗教曲ですが日本人の宗教のイメージとは違いとても感情的で起伏の激しい曲となっています。
オススメは何と言ってもこの曲の「味」を全面に出したイヴリー・ギトリスの演奏で。生演奏という事もあり、若干アラもありますが、ギトリス自身ユダヤ人という事もあり、彼のの持つ独特なアクがこの曲の本来の表情とあわさりこの上ない名演奏になっていると思います。今年90歳、現役最高齢のヴァイオリニストといわれるギトリスさん、まだまだ元気に活躍してほしいものです。
ジョーンズ作曲 リーガルハイズ
リーガルハイというのは合法(リーガル)なものでハイまたは中毒になれるものの事を言います。今曲を調べようと思って検索をかけたら、某テレビ局では今この名前のドラマをやっているそうでびっくり!元々、リーガルハイとはそういう意味なんですよ!
なので、この曲のタイトルは
1楽章 Mr. Coffee (ミスター コーヒー)
2楽章 Menthology (メンソロジー (ミントやガムの事))
3楽章 Sweet things (甘いもの)
となっています。
1楽章はコーヒーのせいで興奮状態、又コーヒーない時の禁断症状なのか落ち着きのない雰囲気を表現した楽章になっています。2楽章は打って変わって、『クール』な曲調、3楽章はまるでキャンディーショップにいるみたいに明るくてカラフルな曲で、甘ーい誘惑たっぷりの曲です。
オススメは録音は
マリモリンによる録音(ヴァイオリン Sharan Leventhal,マリンバNancy Zeltsman)
http://tower.jp/item/477556/コンボ・プラッター@%E3%80%94ジョーンズ;リーガル・ハイ/サミュエルズ;ウッド・ダンス/アルドリッジ・コンボ・プラッター-他%E3%80%95
Duo Contrastes による録音(ヴァイオリン Eric LACROUTS マリンバ Damien PETITJEAN)
http://itunes.apple.com/jp/album/legal-highs-i.-mr.-coffee/id284546337?i=284547203&ign-mpt=uo%3D4
リーガルハイというのは合法(リーガル)なものでハイまたは中毒になれるものの事を言います。今曲を調べようと思って検索をかけたら、某テレビ局では今この名前のドラマをやっているそうでびっくり!元々、リーガルハイとはそういう意味なんですよ!
なので、この曲のタイトルは
1楽章 Mr. Coffee (ミスター コーヒー)
2楽章 Menthology (メンソロジー (ミントやガムの事))
3楽章 Sweet things (甘いもの)
となっています。
1楽章はコーヒーのせいで興奮状態、又コーヒーない時の禁断症状なのか落ち着きのない雰囲気を表現した楽章になっています。2楽章は打って変わって、『クール』な曲調、3楽章はまるでキャンディーショップにいるみたいに明るくてカラフルな曲で、甘ーい誘惑たっぷりの曲です。
オススメは録音は
マリモリンによる録音(ヴァイオリン Sharan Leventhal,マリンバNancy Zeltsman)
http://tower.jp/item/477556/コンボ・プラッター@%E3%80%94ジョーンズ;リーガル・ハイ/サミュエルズ;ウッド・ダンス/アルドリッジ・コンボ・プラッター-他%E3%80%95
Duo Contrastes による録音(ヴァイオリン Eric LACROUTS マリンバ Damien PETITJEAN)
http://itunes.apple.com/jp/album/legal-highs-i.-mr.-coffee/id284546337?i=284547203&ign-mpt=uo%3D4
クラフト作曲 エンカウンターズ Ⅹ
今回のコンサートで取り上げる曲の中では一番『近代的』な響きの曲です。Encounters は様々な組み合わせのシリーズで作曲されていて、その10番目がこのヴァイオリンとマリンバの為の"Encounters Ⅹ”となっています。時にはリズミックに時には即興的要素ををもちつつヴァイオリンとマリンバの交わり(Encounter=交わり、遭遇、交戦などの意味)ます。
リズミックなオープニングの後、ゆっくりとした叙情的な対話があり、軽やかなスケルツァンドが後を続きます。オーニングの回想の後、とても速くて細かい音が続くパッセージで消え入るように終止を迎える。この最後のセクションではヴァイオリンのポンティチェロ(通常より駒の近くを弾きわざと雑音を多く含んだ音を出す奏法)や、練習用ミュート(駒全体をを覆い音をかなり小さくこもった音にする特別なミュート)をつけるところ、マリンバの高音を柔らかいマレットで演奏するなど、一風変わった、独特な音色が楽しめるセクションになっています。
オススメの録音はやはりこの曲の作曲をクラフトに委託し、献呈されたマリモリンの演奏です。このマリンバ奏者のナンシー・ゼルツマン氏は今回のマリンバ奏者、沓野勢津子さんのボストン時代の師でもあり、この曲もヴァイオリンの佐藤とともに何度もコーチングしていただき初演者からのアドヴァイスを多々いただきました。そういえば、この曲にはでM-A-R-I-M-O-L-I-N(マリモリン)と隠れてモールス信号のリズムで演奏する所があるんですよ!気づいた人は凄い!!
http://tower.jp/item/297951/Phantasmata---Marimolin
今回のコンサートで取り上げる曲の中では一番『近代的』な響きの曲です。Encounters は様々な組み合わせのシリーズで作曲されていて、その10番目がこのヴァイオリンとマリンバの為の"Encounters Ⅹ”となっています。時にはリズミックに時には即興的要素ををもちつつヴァイオリンとマリンバの交わり(Encounter=交わり、遭遇、交戦などの意味)ます。
リズミックなオープニングの後、ゆっくりとした叙情的な対話があり、軽やかなスケルツァンドが後を続きます。オーニングの回想の後、とても速くて細かい音が続くパッセージで消え入るように終止を迎える。この最後のセクションではヴァイオリンのポンティチェロ(通常より駒の近くを弾きわざと雑音を多く含んだ音を出す奏法)や、練習用ミュート(駒全体をを覆い音をかなり小さくこもった音にする特別なミュート)をつけるところ、マリンバの高音を柔らかいマレットで演奏するなど、一風変わった、独特な音色が楽しめるセクションになっています。
オススメの録音はやはりこの曲の作曲をクラフトに委託し、献呈されたマリモリンの演奏です。このマリンバ奏者のナンシー・ゼルツマン氏は今回のマリンバ奏者、沓野勢津子さんのボストン時代の師でもあり、この曲もヴァイオリンの佐藤とともに何度もコーチングしていただき初演者からのアドヴァイスを多々いただきました。そういえば、この曲にはでM-A-R-I-M-O-L-I-N(マリモリン)と隠れてモールス信号のリズムで演奏する所があるんですよ!気づいた人は凄い!!
http://tower.jp/item/297951/Phantasmata---Marimolin
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